活動報告

動物愛護のつどい:神奈川県動物保護センター
Posted on:2016/10/29:動物愛護のつどい:神奈川県動物保護センター

2016年10月29日(土)午後1時~3時30分 神奈川県動物保護センターにて【動物愛護のつどい】が今年度も開催されました。 昨年度はみゅーまるさんの音楽劇『ぼくの声きこえる?』のプログラム実施のお手伝いで参加させていただき、今年度は『犬のしつけ方教室』のプログラム実施ということで、13時30分~14時30分の1時間枠をいただき参加させていただきました。

つむぐの活動でふれあい担当のとりまとめ役として日頃からお力添えいただいているマイロ・ドッグスクールの田野裕子先生を講師としてお願いして、センターから譲渡を受けた飼い主さんと卒業犬、対象者へむけて、基本的なしつけ(待て、お座り、アイコンタクト、ふせ)などの重要性、なぜしつけが必要なのかなどをお話しした後に、呼び戻し、ヒールウォークのデモンストレーションを行い、参加者にも実践していただきました。

まだ迎え入れて日が浅い方、すでに数年たっている方、参加者22組と大盛況でしたが、犬たちとの距離感、コミニュケーションのとれ方はそれぞれの家族それぞれで、しつけ方教室を1時間の枠で行うのはなかなか困難ではありましたが、みなさん大変熱心に聞いてくださり、また日頃の悩みなどもみなさんで共有しながら対策、対応をお伝えしたりなど、あっという間の1時間となりました。 しつけの重要性のエッセンスが、少しでも参加してくださった方々に届いてくれたらと願います。

犬との信頼関係、意思の疎通は一日で完成するものではなく、日々犬とむきあい、重ねていく時間の中にこそ培われます。 人間社会において、飼い主も犬も気持ちよく共生できるように、また社会には動物が苦手な方々もいらっしゃいます。 双方が気持ちよく暮らせるように、そのためのしつけだと考えております。

しつけは本を読むだけではなかなかコツをつかむのは難しいものです。 合図やおやつをだすタイミング、犬のカーミングシグナルを読む力。 一度は犬という生き物をしっかり理解するために、それぞれのご縁のある方法で犬のしつけ方を飼い主さんがじっくり学ぶ時間をもっていただけたらと願います。

記:佐竹加代子