活動報告

犬のしつけ方教室:平塚市
Posted on:2017/3/18:犬のしつけ方教室:平塚市

平成29年3月18日(土)13時~15時30分、平塚市勤労会館大会議室にて、『犬のしつけ方教室』を開催いたしました。
しつけ教室のお話が持ち上がった際、神奈川県動物保護センターの啓発ボランティアとして公認をいただき活動している私たちにと声をかけてくださり、主催:平塚市、共催:tumugu=つむぐ=プロジェクト、協力:マイロ・ドッグスクールウェリナ・ドツグスクール、後援:神奈川県動物保護センターの協力体制で、今回のプログラムが実現する運びとなりました。

『犬のしつけ方教室』は、二部構成+講演後の希望者による個別相談会ありと、内容盛りだくさんのプログラムでご提供。
第一部では、マイロ・ドッグスクール 田野裕子先生によるスライドを用いての、【しつけの講座『飼い主になるということ』】の座学。
飼い主としての心構え、犬を正しく知ること、犬のニーズに応える、しつけの必要性、病気・予防について、合間に、【平塚市さわやかで清潔なまちづくり条例】にもふれさせていただき、排泄物の適切な処理、飼い主のマナーについて、他にも狂犬病予防法で定められている狂犬病の接種について、すでに周知の情報ではありますが、大切な決まり事なのでリマインドさせていただきました。

第二部では、ウェリナ・ドツグスクール 狩野恵子先生による【模擬犬による実演】。 室内編では、トイレの教え方、来客やチャイムへの対処、知育玩具の上手な使い方、お散歩編では、人や犬に吠えてしまう時の適切な対処の仕方、呼び戻しを、デモ犬3頭にお手伝いいただき、実演しながらレクチャーさせていただきました。
実技においては会場のみなさんが深くうなずく場面も多く、生活の中でちょっとした困りごとをかかえている方が多いのだと改めて感じました。

今回の教室の参加人数は22組27名、教室を終えてからの個別相談は15組となりました。
個別相談は、田野先生、狩野先生、村先生、浅賀先生の4名体制で、お一人3名~4名担当していただき、各10分程度の持ち時間で行いました。
10分の中で個別の困りごとに答えていくことになりますので、実際にはほんのアドバイス程度となりますが、生活の中のヒントとして持ち帰って実践していただき、これをきっかけに、しつけの仕方、犬の扱い方をさらに学び、深めていただけたらと願います。

犬の年齢にともなって、向き合い方、また出てくる困りごとも変化していくものです。
その都度、その都度、飼い主が学び犬を知ることで、犬との暮らしはさらに楽しく充実したものになっていきます。
それぞれの飼い主の方々が、終生飼養に努めていくこと。この当たり前のことをそれぞれが責任をもってすることで、センターに持ち込まれる動物たちを減らすことができます。

次の動物愛護法の改正は、全体的な大きな流れとして、さらに蛇口をしめる方向へ向かってほしいと願い、私たちができる蛇口の締め方で、私たちなりの啓発活動を引き続き進めていきたと思います。

tumugu=つむぐ=プロジェクト 佐竹加代子